ドラマ東京タワーの結末はどうなる？原作とは違うのか調査！

医大生の透(岡田准一さん)は、母・陽子の知り合いでセレクトショップを経営する詩史(黒木瞳さん)とあるパーティーで出会う。

どこか空虚な心を抱えていた透は母親の束縛から解放されるため、詩史との恋愛に溺れ始める。

しかし2人の関係があるパーティ会場で明るみになってしまい、透の母親の陽子や詩史の夫にもそれが知られてしまう。

透を詩史から完全に引き離すために、彼を無理やりパリに留学させてしまった陽子。

そして透とすっかり会えなくなったことで抜け殻のようになってしまった詩史。

そんな詩史の様子を見かねた夫はようやく別れる決意をし、自由にさせることに。

そしてどれだけ時が経っても一向に詩史のことを忘れる気配がない透。

そんな透の様子を見かねた陽子は、透の居場所をこっそりと詩史に知らせる。

詩史はパリにいる女性に「あなたに似た顔をずっと描いている青年がいる」と聞き、その情報をたどった先にようやく透を見つける。

二人はお互いに思いを重ねてきた思いが溢れふだし、束縛や制約から解放されたのだった。

毎日同じことの繰り返し、そんな日々に飽き飽きしていた医大生の小島透はある日、浅野詩史と出会う。

詩史の事務所に招かれた透は、そこで居心地の良い音楽に浸りながらコーヒーを飲む。

そこでふと目に留まったのは、モノクロの東京タワーの写真。

透が「東京タワー、好きなんですか？」と聞くと、「苦手よ、寂しそうだから」と答える詩史。

そんな詩史の様子と透がこれまでに抱いていた思いが重なり、不思議と彼女と過ごす時間が愛おしくなるのだった。

どうしてももう一度会いたいという思いが消せない透は、数日後に再び詩史の事務所を訪れる。

「なんとなく、またあなたが会いに来てくれる気がした」と話す詩史に対し、「もっとあなたのことが知りたいです」と答える透。

その頃、透と同じ大学に通う親友の耕二は、年上の女性に惹かれていく透の様子になんだか”焦り”を感じるようになる。

そして家庭教師として訪れた先で生徒の母親である喜美子に目を付けていた…

本当の愛を知らずにいた透が初めて本気で好きになった詩史。

狂おしいほどに彼女を思い、独占したいと願う少年の心は”現実”という壁に翻弄されながら、どこへ向かっていくのか。