『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』の放送が大詰めになってきています。
元々は漫画の『新・信長公記〜ノブナガくんと私〜』が原作となっており、すでにストーリーをご存知のファンの方も多いかと思います。
しかし、ドラマを見ていると日下部みやび(山田杏奈)の設定が少し原作とは違うようです。
最終回の結末も原作とは違うのでしょうか?
『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』の日下部みやびの正体や原作との違いを調査し、最終回の結末がどうなるのか予想してみました。
新信長公記のみやびの正体や原作にはない設定とは?
『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』に登場する日下部みやびの正体と設定についてご紹介していきますね。
みやびの原作にはない設定
銀杏高校の1年生で特進クラスに入学した、戦国オタクの女子高生。
戦国武将のクローン高校生たちに振り回されながらも、学校の平和のために奔走している。
このことに関しては原作と同じ設定ですが、原作にはない設定が含まれています。
- 銀杏高校に入学することになったきっかけ
- 誰に対しても「〜でございます」「〜ですわ」「〜とな?」という口調
- 『敦盛』を歌うシーン
それぞれ違いを説明していきますね。
<ドラマ>
ドラマでは、みやびが銀杏高校に入学することになったきっかけとして、みやびの父親が亡くなる直前の様子が描かれていました。
父親は病床にて苦しみながらもみやびに「銀杏高校に入学して、彼らを救って…」と言い残してこの世を去ります。
そして父親の遺言通りにみやびは銀杏高校に入学する、という設定です。
<原作>
「日本一の不良校」として知られる銀杏高校は、新しい理事長の方針により進学校隣、新たに特進クラスが新設されることになりました。
母子家庭で育ったみやびは、この高校から特進クラスの生徒として奨学金をもらえることになります。
奨学金をもらえることで母親に苦労をかけずに大学まで進学することができるという希望を抱いて進学を決めた、という設定です。
ドラマに出てくるみやびは、クラスメイトに対してもしゃべり口調が「〜でございます」「〜ですわ」「〜とな」など、戦国オタクという設定を意識しているところがあります。
少し特徴的であり、キャラクターとしても少しユニークなところがあるように感じます。
一方で原作に出てくるみやびは、しゃべり方も普通で気が弱い女の子として描かれています。
ドラマでは、みやびが『敦盛』を歌い信長(永瀬廉)が扇子を持って舞うシーンがありましたが、原作には描かれていません。
史実上の情報とは異なる「安穏な雰囲気の信長」というキャラクターに合わせて、King&Princeのメンバーである永瀬廉さんが優雅に舞うシーンを演出として取り入れたのかもしれませんね。
みやびの正体
みやびが銀杏高校に入学したきっかけについてご紹介したときにも触れましたが、みやびは父親の「彼らを救ってくれ」という遺言のために銀杏高校へとやってきました。
ドラマでは、銀杏高校のAI理事長である別府ノ守(柄本明)が一度、みやびを見ながら「父親に似ている」というようなことを発言したことがありました。
つまりみやびの父親のことを知っているということですね。
原作では、クローンを作り出した科学者は家康(小澤征悦)が3歳のときに家康によって殺されてしまいますが、頭脳だけが生き残っていてみやびに協力を仰ぐ、というストーリーになっています。
例えば
AI理事長=かつてクローンを作り出した科学者
このように考えてみると、
- みやびの父親も初めはこの科学者と共に研究をしていた
- この科学者が戦国武将のクローンを作りたい理由にみやびの父親は賛成できなかった
- 最後は喧嘩別れをしたがクローンは作り出されてしまった
この科学者の頭脳だけが生き残り、AIとしてクローン同士を争わせようとしていると知ったみやびの父親は「クローンたちを救うようみやびにお願いした」、という風にも考えられますよね^^
これらはあくまでも仮説ですが、もしかすると信長ではなくみやび自身が戦国武将たちの争いを辞めさせるキーパーソンなのかもしれませんね。
新信長公記の最終回は原作と違う?
最終回の結末はドラマと原作とで違いはあるのでしょうか?
そしてドラマの『新・信長公記』と原作において、みやびの設定が違うというお話をさせて頂きましたが、実はそもそも主人公が違うことをご存知でしたか?
原作の主人公 → 日下部みやび
ドラマの主人公 → 織田信長
つまり誰が主体となってストーリーが展開されていくのか、という点で結末も多少変化する可能性があるのではないかと思いました。
原作では、銀杏高校を進学校にするために特進クラスを設けた理事長にとってみやびは大切な存在でした。
「不良学校として集まっていた2,3年生から、みやびを守るために戦国武将のクローンたちが特進クラスに集められた」という設定でした。
しかしドラマでは、みやびは父親から「彼らを救って…」と言われたために入学を決めています。
つまり、みやび自身が戦国武将のクローンを救うために銀杏高校へやってきたということですよね。
原作では、「信長vs家康」の末に見事家康を破った後に総長になった信長が、「総長制度」を廃止して通常通りの生徒会を作ることで学校が平和になる、という結末でした。
武将たちのおかげで、みやびにとって過ごしやすい高校に生まれ変わったということですね^^
おそらく、ドラマでも信長は家康を打ち負かすことになるのではないかと思っています^^
そしてその先に信長は総長との戦いに挑むことになりますが、
- 総長側に武将たち以外の全生徒付いて、信長には圧倒的に不利な戦いを別府ノ守に強いられる
- 別府ノ守の策略によって信長がピンチになる
など、AI理事長こと別府ノ守によって「天下統一」を阻まれるという可能性も考えられます。
そこで、最終的には父親から教えられてきた信念を貫いて仲間を助けたいみやびが解決の糸口となるのではないかと予想します^^
信長がよく口にしていた「和」や「仲間と助け合う」ことを覚えた高校生である戦国武将のクローンたちの成長がメインとなることは間違いなさそうですね!
ドラマの第一話に登場した総長は鎧を纏っていて姿が見えませんでしたよね。
エンディングのクレジットでも名前が「?」となっていて明かされていませんでした。
総長の正体についての記事はこちらをご覧ください♪
新信長公記のみやびの正体が気になる!原作にはない設定とは?まとめ
『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』の日下部みやびの正体や原作にはない設定についてご紹介してきました。
漫画が原作であるドラマは数多くありますが、原作に忠実に描かれているものもあれば、中にはストーリーを変化させて違う結末が描かれるものもありますよね^^
『新・信長公記』は原作がすでに完結しているので、結末が大きく違うということはないのかもしれませんが、
少なくともみやびの設定が原作とは違うところから原作にはないシーンやストーリーが加えられる可能性があると思っています♪
最終回まで目が離せませんね!
その遺言がどういう意味だったのかみやび自身も分かっていません。