大きな話題となっているドラマ『silent』＾＾
ドラマを見ながら登場人物に共感したり一緒に切ない気持ちになったりという方も多いのではないでしょうか？
1話から心を揺さぶられる方が続出したようですが、気になるのは結末ですよね＞＜
果たして紬(川口春奈さん)と想(目黒蓮さん)、湊斗(鈴鹿央史さん)はどうなってしまうのでしょうか？
こちらでは最終回を考察しながら主題歌の歌詞からも結末を予想していこうと思いますので、どうぞ一緒に考えてみて下さいね♪
silent(ドラマ)の最終回を考察
『silent』は原作のないオリジナルストーリーです＾＾
そのため、最終回についての詳細は何の情報もないとということですね。
物語の軸となっている「紬と想の関係がどのように変化していくのか」という点について、考えられる課題を考察していきたいと思います。
湊斗
紬と想の関係を語る上で切り離せない存在となっているのが湊斗ですよね＞＜
ご存知の通り、湊斗は現在の紬の彼氏です。
そして高校時代は想の部活仲間であり、仲の良い友人でした。
紬への思いを秘めながら、紬と想を結びつけてくれていましたよね＞＜
何も伝えられずに連絡が取れなくなり、紬のことも振った想について8年経った今でも心のどこかでモヤモヤした気持ちを抱えていました。
そして最大限の優しさで紬を大切にしてきた湊斗。
のちに「想の耳が聴こえなくなっているらしい」ということが判明し、紬には伝えられずにいましたよね。
やがて紬と想が再会を果たしたことが分かっても、紬に手話教室を紹介するなど動揺は見せないようにしていました。
- 振られたことで傷ついた日々を過ごした紬を知っている
- 今は自分が紬を幸せにしたいと思っている
- 想とは仲が良かったはずなのに突然連絡が取れなくなった
- 病気で耳が聴こえなくなったと知ったが、自分には教えて欲しかった
これらの湊斗の思いや状況を考えると、
心の奥底に抱えるであろう気持ちは「今さら現れておいて、耳が聴こえないだなんてズルイし腹が立つ」ということではないでしょうか？
でも湊斗の性格上、どこまでその思いを想にぶつけていいものか悩んでしまうでしょうね＞＜
湊斗としては、
- 友達として信頼されていなかった悔しさ
- 想は自分から紬を振ったのだから、最後までそれを貫いてほしい
- 紬も自分と積み上げてきた関係を大切にしてほしい
こんな気持ちがグルグルと駆け巡っていると想像できます。
想に対する怒りや紬に対する「自分を見ていてほしい」という湊斗の欲望が、紬と想を引き離していくことになりそうです＞＜
奈々
8年後の現在、想が頻繁に会っている女性がいます。
それが奈々(夏帆さん)という、想と同じく耳が聴こえない女性です。
想が偶然紬に再会し、戸惑いながらも手話で自分のやり切れない思いを紬にぶつけて苦しんでいた日、奈々はその様子を目撃していました。
紬が話していた言葉は分からなくても、想が紬に手話でぶつけた言葉はしっかりと理解出来ていたことでしょう＞＜
その後の元気がなさそうな想を見て、平然を装いながら普段通りに接していた奈々。
想が「拾ったイヤホンを返さなきゃ」と伝えると、奈々が調べてそれが4万円以上することが分かり「お金持ちか、よっぽど音楽が好きなのかどっちかだね」と笑って伝えます。
「きっとお金持ちだから、また新しいのをきっと買うよ」と奈々が伝えると、想は「音楽好きの方だから、返さないと」と返事をしました。
それを受けた奈々の表情が少し寂しそうでしたよね＞＜
また紬と会っては欲しくなさそうでした。
おそらく、耳が聴こえづらくなってきた想を支えてきたのは奈々でしょう。
想と一緒にいるときの奈々はどこか楽しそうで、はつらつとした雰囲気が表情から読み取ることが出来ました。
そして奈々にはきっと、想にとって「耳が聴こえる人には分からない気持ち」を理解してあげられるのは自分だという自信もあるのではないでしょうか？
8年前の想のことは知らないけれど、想が一番辛くて苦しい時期を知っているのは奈々ですよね。
「これからも私と一緒にいてほしい」という奈々の気持ちを知った想は、奈々のことをむげには出来ないように思います。
紬自身、今の想のことを理解してあげられるのは自分ではなく奈々だと悟る瞬間が訪れそうな予感がします＞＜
律子
想の母である律子(篠原涼子さん)はいち早く想の異変に気づき、病気が遺伝性のものである可能性を伝えられたときから自分を責めていました。
出来るだけ自分が辛そうにしているところを想には見せないようにしていましたが、想は気づいていました。
律子がキッチンで水を流しながら泣いている姿は、心が痛かったですよね。
病気のことが判明した後も予定通りに上京し、律子は不安を抱えながらも笑顔で送り出していました。
想が友人の誰にも自分の病気を伝えなかったことを律子も知っており、律子自身もその方がいいと思っているようでしたよね。
想がその後たくさん苦しんだり傷ついたりしているのであろうと考えるだけでも辛そうな雰囲気でした。
おそらくですが、律子にとっては想が、奈々のような彼の状況についての理解がしっかりとある人がそばに居てくれる方が安心なのではないでしょうか？
例え、いくら紬が「頑張ります、乗り越えます」と覚悟を決めたとしても、母としては想が苦しむようなことは極力避けたいはずです。
紬と想が一緒にいることが、紬にとっても想にとっても幸せなことではないと律子は感じるのではないかと思います＞＜
想としては、母親に心配をかけたり悩ませたりすることは出来るだけしたくないでしょう。
律子の存在が、紬と想の関係に大きく関わってくることは想像に難くありません＞＜
光
紬は6歳年下の弟の光(板垣李光人さん)と一緒に暮らしています。
仲の良い姉弟で、光は紬の彼氏である湊斗のことも慕っています。
紬が湊斗と同棲するための家を探していることも知っており、自分にお兄ちゃんが出来ることを待ち望んでいるようでしたよね。
あるとき、姉の紬が手話の勉強をしていることに気づき、その理由が姉の元彼である想の耳が聴こえなくなっていることだと知ります。
そして、紬がまた想と会うようになっていることに戸惑っているようでした。
湊斗も紬と想のことを知っていると言われても、光自身はあまり快くは思っていないようでしたよね＞＜
かつて紬が想に振られ、紬が傷ついて悲しい日々を過ごしていたことを光は知っています。
やっぱり、お姉ちゃんを傷つけた人のことは嫌いですよね。
ましてや耳が聴こえないという、光にとってはハンデとしか考えられないものまで背負っているとなれば、紬が幸せになれるとは思えないのではないでしょうか？
いつも紬のことを暖かく見守ってくれている湊斗という存在がいるのに、どうしてわざわざ苦労してまで想のそばにいようとするのか、光には理解できないことかもしれません。
紬と想の仲をいち早く反対してしまうのは光かもしれません＞＜
紬と想の2人さえ良ければいいということではなく、周りの人々から反対されたりそう簡単には理解をしてもらえないという現実が待っていると考えられます。
紬と想が一緒になるには、数々の壁を乗り越えて周りからの理解も得られるようにならないと難しいでしょう。
続けて、ドラマの主題歌の歌詞から結末を予想して見たいと思います。
silent(ドラマ)の主題歌から予想される結末とは？
『silent』の主題歌はOfficial髭男dismの「Subtitle」です＾＾
この楽曲は『silent』のために書き下ろされたもののため、『silent』のストーリーや世界観が反映されて描かれているということになりますよね♪
「Subtitle」の歌詞にもストーリーの展開のヒントが隠されていそうです。
火傷しそうなほどのポジティブの
Official髭男dism「Subtitle」より
冷たさと残酷さに気付いたんだよ
いくら前向きに「大丈夫」や「どうにかなる」という言葉をもらっても、それがかえって自分を傷つけ辛い気持ちにさせられるという現実が想にはあったのだろうと考えられます。
伝えたい伝わらない
official髭男dism「Subtitle」より
その不条理が今
キツく縛りつけるんだよ
臆病な僕の
この一挙手一投足を
想には自分が伝えたい思いを上手く伝えられないもどかしさがあり、そして伝えられないのなら諦めなければならないと自分に言い聞かせている様子が感じられます。
でも僕が選ぶ言葉が
Official髭男dism「Subtitle」より
そこに託された想いが
君の胸を震わすのを諦められない
愛しているよりも愛が届くまで
もう少しだけ待ってて
紬に対する自分の思いを言葉にすることやそれを伝えることを諦めていたけれど、いつか自分らしく届けられるようになるまで待っていてほしい、そんな気持ちでしょうか＞＜
救いたい＝救われたい
Official髭男dism「Subtitle」より
このイコールが今
優しく剥がしていくんだよ
堅い理論武装
プライドの過剰包装を
「誰かを救いたい」という気持ちはつまり「自分も救われたい」ということ、それをお互いに受け入れられるような愛の深さがこれから表現されていくのかもしれません。
正しさよりも優しさが欲しい
Official髭男dism「Subtitle」より
そしてそれを受け取れるのは
イルミネーションみたいな
不特定多数じゃなくてただ一人
君であってほしい
「何が正しいのか」だけで人生を決めたくない、ときには「正しさ」よりも「優しさ」を優先したい、そんな正直な自分の思いを紬だけには受け取ってほしいという想の心の奥底の願いのようですね＞＜
言葉はまるで雪の結晶
Official髭男dism「Subtitle」より
君にプレゼントしたとして
時間が経ってしまえば大抵
記憶から溢れ落ちて溶けていって
消えてしまうでも
絶えず僕らのストーリーに
添えられた字幕のように
思い返した時
不意に目をやる時
君の胸を震わすものを探し続けたい
言葉はいつでもすぐに消えて忘れ去ってしまうものだけれど、自分の言葉だけはふとしたときに紬の心を温かくするものにしたいという想の思いのように感じます。
「Subtitle」の歌詞の一部分をご紹介させて頂きましたが、いかがでしょうか？
私には、まるで想から紬へのラブレターのようにしか感じられません♪
湊斗の人柄の良さや紬への愛情の深さを考えると、湊斗が傷つくような結果になるのはとても心苦しいものがあります＞＜
それでも、湊斗にとって心の底からの充実感や幸福感を感じられる相手は紬ではないのではないか、という考えがどうしても捨てられずにいるのは私だけでしょうか＾＾；
「紬と想が一緒になる」ということは、決して平坦な道ではないのは分かっています。
しかし、二人が過去に培ってきたものが8年という時を経て実ってほしい、偶然の再会が止まっていた時を動かし始めたんだと考えたい、そんな思いです＾＾
8年ぶりの再会を果たした紬と想は、周りの反対を押し切って一緒になる決意をする。
しかし、2人が一緒になったことで傷ついたり失望した人たちのことが頭から離れず、再び別れを選ぶことになる。
そしてお互いに「もう誰も不幸にならない」と確信した頃にまた出会おうと約束する。
このような結末を予想してみましたよ。
皆さんはどのようにお考えですか？＾＾
そして『silent』の伏線についてまとめた記事はこちらをご覧くださいね♪
主題歌以外にもこのドラマには「音楽」が重要な役割をもっていますよね！
silent(ドラマ)の最終回を考察！主題歌から予想される結末とは？まとめ
『silent』の最終回について主題歌を交えながら考察、予想してみました。
どのような結果でも、他の別の誰かの目線から考えればツラいものになる可能性は高いですよね＞＜
それでも希望の見える結末になってほしい！
一視聴者として、そう願わずにはいられません＾＾
皆さんも『silent』をお見逃しなく♪
